白髪のメカニズムと白髪の原因

ここでは、白髪が生えてくるメカニズムとその原因について解説します。

白髪のメカニズム

毛髪の色を決定しているものをメラニン色素といい、メラニン色素を作っている細胞を色素形成細胞(メラノサイト)といいます。

誰でも毛根で髪の毛が作られた瞬間は無色の状態ですが、色素形成細胞(メラノサイト)で作られたメラニン色素が髪の製造時に髪の毛に送られることで髪に色がついてきます。

色素形成細胞(メラノサイト)は、加齢や病気、ストレスなどにより毛根の代謝が低下してくることで能力が落ちたり減少したりしていきます。

白髪とは、メラニン色素をつくる色素形成細胞(メラノサイト)の能力が衰え、毛髪の色素が薄くなり、光を反射して白く見えるようになった状態のことです。

通常は加齢とともにメラノサイトが弱り、髪の生え変わりのタイミングや髪の成長段階で徐々に白くなっていきますが、強いストレスや病気などにより急にメラノサイトが活動を停止し、突然白髪になる(※)といったこともあります。

※一晩で髪全体が白髪になるということではなく、強いストレスや病気により、メラニン色素を作る細胞の働きが止まってしまい、その時点から新たに生えてくる毛が白髪になるということです。

白髪の原因

白髪の原因となるメラニンの不足、色素形成細胞(メラノサイト)の活動低下の原因には様々なものがあります。

加齢

髪の色であるメラニン色素を作り出している色素形成細胞(メラノサイト)の活動は加齢によって低下していきます。一般的な白髪の原因のほとんどが加齢によるメラノサイトの活動低下によるものだとされています。

遺伝

白髪は統計学上でも遺伝性が高いと言われています。

解明されていない部分が多いのですが、遺伝によって起こる白髪は、メラノサイトが生成したメラニン色素が髪に送り込まれにくいという体質を遺伝により引き継ぐことが原因であると考えられています。若白髪や子どもの白髪のほとんどは遺伝性のものだと言われています。

病気

病気になると、色素形成細胞(メラノサイト)がメラニン色素を作り出す能力が低下して白髪の原因となる場合があります。また、病気を治療するための薬の副作用が原因となって白髪が起こるケースもあります。

食生活(食習慣)

食事の栄養バランスの乱れ、ビタミン・ミネラル・タンパク質の不足により、内臓の働きが衰えてしまい、血流量が減ることで、白髪になることがあります。

白髪を改善するためには髪が健やかに育つような栄養素を食事から摂取することが必要になります。

生活習慣・ストレス・喫煙・睡眠・妊娠・出産

ストレス、睡眠不足、運動不足、喫煙、など、血行を悪くしたり代謝を下げるような生活習慣を送っていると白髪の原因となります。妊娠や出産でホルモンバランスを崩したり精神的ストレスを受けることで白髪となることもあります。

また、化学物質成分を含むヘアケア製品の使用は、頭皮の新陳代謝を抑制するだけでなく溶解作用をもつ有害物質が毛母細胞に悪影響を及ぼす場合があります。

喫煙

タバコに含まれているニコチンは、血管を収縮させる働きがあります。毛細血管が収縮することにより髪の毛に栄養が行き届かなくなり。必然的にメラノサイトの働きも弱まってしまいます。

紫外線

最近になって、紫外線が頭皮の色素幹細胞DNAを損傷させることがわかり、これが白髪の原因のひとつだということがわかってきました。紫外線の強い日は帽子や日傘などで紫外線対策をすることも白髪対策の一つになります。

白髪の予防と対策

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