育毛剤選びのポイント

ここでは、育毛剤選びのポイントを解説しています。

自分の薄毛の原因にマッチした育毛剤

育毛剤選びで最も重要なポイントは自分の薄毛の原因にマッチした育毛剤を選ぶことです。

男性の場合、薄毛の原因の殆どがAGA(男性型脱毛症)と言われていますので、AGA対策を施した育毛剤を選べばほとんどの場合、大きな間違いはありませんが、意外とそれができていない場合が多く見受けられます。

例えば、発毛剤として有名なリアップ(有効成分:ミノキシジル)は、生活習慣・食習慣などの乱れやストレスなどで毛髪の成長が弱っている場合には有効ですが、AGAの原因にはアプローチできません。つまり、髪の毛を太く元気にする機能はあってもAGAによる抜け毛を阻止する力は弱いのです。

薄毛の原因がAGAである場合は、抜け毛を阻止する働き、例えばプロペシア(成分名:フィナステリド)などにより、その原因である5αリダクターゼの働きを阻止し、抜け毛の元凶と言われるDHTの産出を阻止しなければなりません。

同様に、市販されている育毛剤についても同じことが言え、AGAの場合は、血行を促進したり、髪の毛を製造する毛母細胞を活性化するといったことでは事足らず、やはりAGAの原因である5αリダクターゼの活性やDHTの産出を阻止する成分が配合されているものが望ましいことになります。

女性の育毛剤選びも同じです。女性の場合は加齢や更年期、ストレスなどでホルモンバランスを崩して薄毛に発展する場合が殆んどですので、同じく、血行促進などでは事足らず、ホルモンバランスの正常化に働きかける成分が配合されたものを選ぶのが望ましいと言えます。

的外れな対策で時間とお金を浪費してしまわないよう、まずは自分の抜け毛・薄毛の原因を理解し、その原因にアプローチする育毛剤や育毛サプリメントを選択することが大前提となります。

当サイトでは、
・男性の場合は、遺伝や加齢などによるAGAが原因で薄毛・抜け毛・細毛が進行している方
・女性の場合は、加齢やストレス、ダイエットなどによるホルモンバランスの乱れにより薄毛・抜け毛・細毛が進行している方
に焦点をあわせた育毛剤を厳選して紹介していますので、円形脱毛症やフケが原因で発症する脂漏性脱毛症、粃糠性脱毛症といった脱毛症などの育毛剤として選択する場合は他の育毛剤に劣る可能性があります。

自分の薄毛の原因が特定できない場合は、いくつかの育毛剤を使用して当たりをつけるか、AGA遺伝子検査というものもあるのでそういったものを活用するのもいいかもしれません。

浸透力重視

自分の薄毛の原因に有効に働きかける成分を含んでいることが育毛剤選びの最も重要なポイントになりますが、さらに、その成分の頭皮への浸透力も重要なポイントになります。必要な場所に届かなければ意味がありません。

自分の薄毛の原因に合った成分を必要な場所に届けてはじめて自分にあった優れた育毛剤ということができます。

そういう意味では、育毛成分を着実に体内に届けられる育毛サプリメントの活用もおすすめです。

安心・安全な育毛剤

育毛剤は長期に渡って使い続けることになりますので有効成分だけでなく、合せて配合されている添加物にも注意が必要です。

育毛剤の品質を維持するためにも防腐剤や不要な添加物が入った育毛剤も多く見受けられますが、これらは頭皮に悪影響を与える可能性がありますのでしっかり確認することをおすすめします。

特に火気厳禁といった大量のアルコールを配合している育毛剤も少なくないため、アルコールアレルギーの方は注意する必要があります。折角の育毛も逆の結果を招いてしまう場合があります。

育毛を重視する場合、エタノールやフェノキシエタノールなどを大量に配合している育毛剤は基本的におすすめできないとするのが当サイトの見解です。

医薬部外品扱いではない(化粧品扱いの)育毛剤の成分表は、全成分を配合量の多い順に記載しなければならないルールがありますので、成分表の前の方にこれらの成分があれば要注意ということになります。後方に記載されていればさほど神経質になる必要はありません。

また、痒みや湿疹などの比較的軽微な頭皮トラブルならまだいいとしても、ミノキシジルやフィナステリドのように重篤な副作用のリスクがあるものもあまりおすすめできません。髪の毛を得るために大事な健康を犠牲にしてしまうことにもなりかねないためです。

育毛剤は長期間使用しても体へ悪影響のないものを選ぶことが大切です。

露出の多い育毛剤に惑わされない

テレビやインターネットなどの広告で露出の多い育毛剤は優れた育毛剤かというとそうとは限りません。

露出度が高いため、楽天市場などでの販売本数はランキング上位になりますが、実際の効果は販売本数や人気に比例するとは限らないのが実情です。おまけに広告などに膨大な費用をかけた分はしっかり消費者から回収されます。

育毛剤に無駄なコストをかけたくなければ、その商品の過度な広告だけにとらわれず、配合されている成分やその効果の出るメカニズム、評判や口コミなどを自分の目でしっかり確認することが重要です。

実際、同じような成分を配合している商品でもメーカーや業者によって商品の紹介(広告)の仕方や販売価格が全く異なったりします。

育毛剤は3ヶ月使用してから評価する

残念ながら育毛剤や育毛サプリメントには即効性がありません。自分にあった育毛剤かどうかの評価には最低2~3ヶ月はかかってしまいます。

ヘアサイクルでもわかるとおり、新しい髪の毛が成長を開始してから頭皮にその存在を表し、産毛が育ってきたと実感できるようになるまでには、数ヶ月という時間が必要になります。育毛剤を使用しはじめて1~3週間で抜ける髪の毛は、育毛剤を使用する前から休止期にあった可能性が高いのです。

ヘアサイクル

3ヶ月間様子を見て、抜け毛も減らない、新しい髪の毛も確認できないといったことであれば育毛剤の切り替えを検討、少しでも効果が確認できれば半年間使ってみることをお勧めします。

育毛剤選びにおけるランニングコストの計算も、1本単体ではなく3~6ヶ月という期間で割り出す必要があります。定期コースやまとめ買いといったお得なコースもありますので活用してみることをおすすめします。

育毛剤の中には育毛サプリメントを付属するものが増えてきています。・育毛サプリメントを併用すると身体の外と中から育毛にアプローチすることができ、相乗効果が期待できますのでおすすめです。

育毛剤選びのポイント

これらのことからも、育毛剤選びは、
・無駄な添加物を極力配合せず
・自分の薄毛の原因にアプローチする成分を配合したもので
・浸透力に優れた育毛剤
を選ぶもがポイントです。

そして、選んだ育毛剤は、1ヶ月ほどで使用を中止するのではなく、3ヶ月間は使用してみることをおすすめします。

当サイトでは、配合成分、浸透力、口コミや評判、コストパフォーマンスなどを総合的に判断し、男女別におすすめ育毛剤を厳選し、ランキング形式でご紹介しています。

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